今年一年を振り返って。
昨年度2月から新型コロナウィルス感染症が広がり始め、1年生(現2年生)の介護実習の一時延期や、卒業式の規模縮小、授業形態の一部オンライン化など、例年にない変化があった1年でした。
2020年度生の入学式を4月に予定していましたが、非常事態宣言等で開催せず、5月GW明けからオリエンテーションの開始、換気や消毒等を行いながらの対面授業を行っていました。
春休みに一時帰国していた学生が入国規制のため、日本へ戻ることができず、約4ヶ月ほど、各キャンパスと学生を繋いでの一部オンライン授業。
各キャンパスとの合同行事の中止。
さまざまな制約があるなかで、授業や介護実習を行ってきました。
介護実習では、各施設・事業所職員様のご尽力で実習生を受け入れていただき、学校で学んでいる机上学習だけでは不足するさまざまな知識や技術、そして倫理観を学ぶこと、介護過程の展開などを行うことができました。
学生にとっては、先が見えない不安の中を過ごすことになり、国家試験に向けての勉強・就職活動・介護実習と、ただ乗り越えるしかない現状であったと思います。
それでも、教員と相談し、自分で進みたい道を決めている学生がたくさんいます。
改めて、感染症の怖さ、そしてその対処法などを学ぶ機会となりました。
昨日から冬休みですが、しばしの休息期間です。
2年生は、1ヶ月後には第33回介護福祉士国家試験、そして3ヶ月後には卒業を迎えます。
残りの学生生活でできるだけたくさんのことを学び、自分の糧にしていってくださいね。
皆様、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願い致します。
和歌山社会福祉専門学校
教職員 一同