先日、10月7日(土)13:30から、
和歌山社会福祉専門学校オープンキャンパス
『介護福祉施設訪問~介護現場体験編~』を開催しました!
今回、たくさんの高校生の方にお越しいただくことができました
今回は、本校の在宅実習先である御坊市にある『有限会社 ヒューマンケアキタデ』様にご協力いただき、
『通所介護』いわゆるデイサービスとはどのようなサービスか、どのような方が利用されているのか、働いている職員はどんな職種かなど、さまざまな事業所を見学させていただき、レクリエーションや講義を通して学んで頂きました。
まずは、認知症対応型通所介護『コミュニティケアキタデゆうゆう』様において、
代表の方からご挨拶をいただき、管理者藤本様より、事業所で提供されている介護サービスについてお話しいただきました。
この『コミュニティケアキタデゆうゆう』の建物は、もともと美容室で、もう一つの民家を改修してつなげており、和室があったりと家のような落ち着いた空間でした。
また、介護福祉士として現場で活躍されている、統括主任中野様より、
「介護の仕事を目指した理由」や「介護福祉士の専門性」について、実話を交えながらお話ししていただきました。
認知症ケア専門士や介護福祉士等、各資格を持った専門職が、❝認知症❞の利用者様を対象に、園芸や調理・くもん学習療法を取り入れながら手厚いケアを行っていました。
実際に、2グループに分かれ、施設見学後レクリエーション中の様子を見学させていただき、利用者の方と一緒にコミュニケーションを図ってみたり、レクリエーションを体験させていただきました。
御坊祭りの話、出身地の話、利用者と一緒に将棋の対局をしたり、ちぎり絵を一緒にしてみたり、パズルをしてみたり…
それぞれの利用者様がしたいこと、やってみたいことを職員様の支援のもと行われていました。
また、和室には冬にはこたつがあったり、縁側には庭を眺めるスペースがあったり、
庭には利用者の方とともに作ったピザ窯や、野菜畑、伐採する予定であったみかんの木など、それぞれのエピソードを添えて説明してくれました。
ベンチのペンキも利用者様が塗ってくれたとのことで、思い出がいっぱいのお庭でした
その後場所を移動して、事業所見学のため、北出病院へ歩いていきました。
その道中、お弁当の宅配サービス(配食サービス)や、介護支援専門員が働いている在宅介護支援センターの説明を受け、
病院内では焼きたてパンとコーヒー等の売店、福祉用具のレンタル・販売、
リハビリ特化型(一日)デイサービスや、医療のニーズが高い方用の療養目的のデイサービス、リハビリ特化型(半日)デイサービスなど、
それぞれの目的に合ったデイサービスの種類があることを学びました。
売店では、病院に入院されている患者様や面会者に介護が必要な方もいるため、店員として介護職員が配置されていると教えていただきました。
病院ならではの配慮ですね
『フィットネスデイキタデRe:』は、専門スタッフの個別指導による短時間で効果的なリハビリを行うために、最新のマシンやレッドコードが配置されていました。
学生たちも興味津々
実際に利用者様のトレーニングの様子を再現してくれました。
このレッドコード、身体に負荷をかけず、機能向上や柔軟性向上を目指すトレーニングを行え、エクササイズやスポーツアスリートなどに用いられている用具とのことでした。
実際に使わせていただきましたが、、、上腕が震えバランスをとるのが大変!
でもストレッチ運動ができて、気持ちよかったです
一通り見学や説明を受けた後、本日の振り返り。
学校で学ぶ内容だけでなく、こうしてさまざまな体験に参加してみることで、
今ある知識だけでなく、新しい発見ができ、将来の自分が目指したい姿を見つけることができます。
今回ご協力いただきました、各施設関係者様、お越しいただきました高校生の皆様、
本当に、ありがとうございました!