課題研究発表会も終わり、通常授業がスタートしました。
そんな中、先週の12月9日(金)、午後から津木中学校の学生が、
授業の一環で、福祉分野の体験のため、本校に来てくれました。
普段近くにあるけど何をしている学校なんだろう、と思っている方が多いのではないでしょうか?
この日は晴れているのに通り雨があり、少し肌寒く感じましたが、若いって素晴らしい!
半パンの子がいました! 普段から礼儀正しさについてきっちりされているようで、
挨拶など完璧です
まずは、中世古学校長よりご挨拶をいただきました。
今回、先日行われた課題研究発表会の兼ね合いで、体験の前に本校2年生より、
『認知症ってなんだろう?』というテーマで講義と演習が行われました。
グループワークでは、
こんな時、あなたならどう感じるか?
どのように声をかけてほしいか?
認知症になった当事者の気持ちになって考える、基本である『思いやり』や『聴く(傾聴)』を
学んでもらえたと思います。
その後は、今年は車いすについて、どのような方が必要とするのか。
車いすの各部位の呼び方、車いすの種類、
基本的な操作方法、介助する側・される側になって、二通り体験してもらいました。
天気も回復し、いざ外へ!
普段歩く道でも、緩やかな坂道も操作を誤れば危険につながってしまいます。
車通りも多いため、介助する側は常に周囲に気を配ります。
本校駐車場では、砂利道での車いすの操作方法を、本校2年生より教えてもらいました。
帰り道はペアを交代して学校へ戻ってきました。
体験後の感想では、
・「車いすは押したことがあったが、今日のように詳しく教えてもらうことは初めてだった」
・「自分が車いすに乗ると、坂道が見えないので怖かった」
・「福祉の仕事も将来の夢に一つになった」
など、介護や福祉に興味を持ってもらえたように感じます。
この広川の地から、介護福祉士を目指してくれる方が生まれることを、
お待ちしています(^^♪